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外壁塗装相談室


お父さんお母さん

外壁塗装相談室へお越しいただき、ありがとうございます。

塗替えにお悩みや不安をお持ちのお母さんお父さんのために、
少しでもお役に立てるように『外壁塗装相談室』を立ち上げました。
少しでも多くの解決が得られたら幸いです。

きっとあなたは塗替えに対して大きな不安を抱えていらっしゃることでしょう。
もしかすると、そのご不安に私どもがお答えできるかもしれません。

何も、私どもで塗装契約を決めていただかなくとも、見積りのご依頼をいただかなくとも構いません。

大切なことは、あなたの貴重なお金を投資し、その対価の生活を塗替えを通じて手に入れていただくことです。
ぜひ、何なりとお問い合わせくださいませ。

私の経験からお答えできることはすべてお答えさせていただきます。
もちろん、ご質問をしたら有料。ということはありませんので、ご安心ください。

いただいた質問には、なるべく24時間を目途に、早く答えられるようにしていますが、
ご質問の内容、私の時間の関係で、多少お時間をいただくかもしれません。

しかし、必ずお答えさせていただきますので、ご了承ください。

なお、メールフォームがうまく作動しない場合や、メールを直接書いたほうがやりやすい方は、
こちら(info@kodawari-syokunin.com)まで直接メールにてご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

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塗り替えに関する良くある質問

塗装に関するよくある質問

Q1. 塗装の目的はなんですか?開く
A1. 痛んでしまった建物を修復し腐食から守ること、色彩によりイメージを一新させること、美観を維持すること、などが挙げられます。また、遮熱効果や低汚染効果のある機能性塗料により『さらに住みやすいお家に変える』こともできます。
Q2. 塗装は定期的にしなければなりませんか?開く
A2. 定期的な塗装をお薦めいたします。塗装は建物を修復し腐食から守ります。しかし、塗料は時間とともに劣化していきます。塗料のもつ耐久年数を過ぎると建物が再度腐食していきます。腐食から守るためにも、定期的に建物のチェックを行い、必要であれば塗装を行う事をオススメしています。
Q3. 塗装を行う場合、適切な季節はあるのですか?開く
A3. 静岡県内では、1年を通じて塗装が出来ない季節はほとんどありません。一つの基準として、気温5℃以上湿度85%以下での環境下であれば塗装作業を行うことができます。
Q4. 塗装は何年くらいモチますか?開く
A4. 塗装のモチは、環境や塗料、業者によって変わります。環境というのは、日当たりや紫外線、湿度が関係します。塗料でいうと、現在一般的に使用されているシリコン塗料で10年前後。一番モチの良い無機ハイブリッド塗料で20年以上のモチが期待できます。
Q5. ひび割れや色褪せがひどい場合でも直りますか?開く
A5. 基本的な症状に関しては修復できますのでご安心ください。ひび割れは専用の補修材を使い修復することができます。また、色褪せは高圧洗浄で汚れや古い塗膜をキレイに取り除いた上で3回以上の塗装を行い修復することで、新築の外壁・屋根のような輝きに元通りにすることができます。
Q6. 色選びのポイントはありますか?開く
A6. 色選びのポイントとしては、耐候性を基準に考えると明るい色がオススメです。明るい色は太陽熱を吸収しにくく、熱劣化の予防になります。その他には、お客様の好きなお色、お家全体の色のバランス、ご近所のお家やまわりの景観から合う色をチョイスする方法があります。
Q7. 塗装はどの業者でやっても同じではないのですか?開く
A7. まったく違うのです。一言で塗装業者と言っても、住宅を専門に行っている業者は少なく、マンションやビルなどの大型物件、道路や橋などの公共物件、また、塗装方法は手塗りがメインか吹き付けがメインか、元請け業者か下請け業者か、など様々な業者がいます。
Q8. 我が家に合う業者の選び方を教えてくれませんか?開く
A8. 業者選びのポイントは、お家の塗替えをご希望されるのであれば、やはり地元の住宅塗装専門店に依頼されるのをお薦めいたします。
Q9. 業者選びで気を付けることを教えてくれませんか?開く
A9. 業者選びで気を付けることは、全国に営業所を持つ営業会社ではなく、地元の住宅塗装専門店を選ぶことです。地元での施工実績が多くあり、お客様と良好な関係を維持している業者が基準です。気になる業者を見つけたら、施工したお客様のお家、お客様の声を聞かせてもらいましょう。
Q10. 建てたハウスメーカーや工務店なら安心ですか?開く
A10. お付き合いを重視されるのであればハウスメーカーや工務店を通して塗替えを行うことをお薦めいたします。しかし、決して安くない工費のかかる塗替えですので、中間マージンなどのムダを省いた上で、塗料・施工・保証・職人にまでこだわった塗替えを希望されるのであれば専門店に依頼することをお薦めいたします。

工事に関するよくある質問

Q11. ご近所の方へのあいさつはどうなるのですか?開く
A11. ご近所の方へのあいさつ回りは、工事開始前にこちらで行っていますのでご安心ください。
Q12. 工事の流れはどのように進むのですか?開く
A12. 近隣の方へのあいさつ⇒足場着工⇒高圧洗浄⇒養生⇒錆止め塗装・各種補修作業⇒下塗り⇒中塗り⇒仕上げ塗り⇒付帯部各種塗装⇒足場撤去⇒最終チェック  という流れです。施工内容は状況によって若干変更されます。
Q13. 工事期間は何日程度かかるのですか?開く
A13. 工事期間はお家の大きさや作業内容にもよりますが、7日~14日程度とお考え頂ければと思います。
Q14. 工事中の臭いは気になりますか?開く
A14. 現在の塗料は、臭いが抑えられているものがほとんどですのでご安心ください。臭いに敏感な方には水性塗料で施工いたします。しかし、油性(弱溶剤)塗料を使う部位も出る可能性があるため、事前にご説明をさせて頂きます。
Q15. 工事中は窓を開けられますか?開く
A15. 基本的には養生期間中は窓を開けることができません。しかし、窓を開けられるように養生を工夫することもできますのでお気軽にご相談下さい。
Q16. 工事中の洗濯物はどうすればいいのですか?開く
A16. 高圧洗浄を行う際は洗濯物を外に干すことは出来ません。しかし、お家のまわりを囲む足場よりも外側でしたら作業中でも外に洗濯物を干すことができます。ただし、作業状況によって洗濯物を外に干せない場合がありますので、詳しくはご相談下さい。
Q17. 工事中のトイレはどうしてるのですか?開く
A17. 工事中のトイレについては、休憩中に公共のトイレなどを利用しています。お客様のトイレをお借りする事はありませんのでご安心ください。
Q18. お茶菓子は出した方がいいですか?開く
A18. ご配慮ありがとうございます。しかし、休憩中の飲み物などは各自で用意していますので、お気を遣わなくて大丈夫です。
Q19. 工事中は留守にしていても大丈夫ですか?開く
A19. 大丈夫です。塗装工事は、基本的に外回りの工事ですのでお留守でも大丈夫です。
Q20. 隣との間が狭いのですが、工事はできるのですか?開く
A20. 基本的に可能です。狭い場所専用の足場の組み方、塗装の仕方がありますのでご安心ください。詳しくはご相談ください。

塗料に関するよくある質問

Q21. 塗料にはどんな種類があるのですか?開く
A21. アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料が現在主流です。また機能性塗料として、断熱塗料、遮熱塗料、光触媒塗料、無機ハイブリッド塗料などがあります。それぞれ耐候性や機能面に違いがあります。現在主流なのは、シリコン塗料よりもフッソ塗料になります。
Q22. 水性と油性(溶剤)では、どちらが良いの? 開く
A22. お客様のご要望に合わせて塗料の種類を選ぶ必要があります。水性塗料は、臭気がやわらかく作業性も良いですが汚れが付きやすく、耐久性、密着性ともに油性(弱溶剤)塗料よりも劣ります。内装や臭いに敏感な方向けの塗料と言えます。一方、油性(弱溶剤)塗料は、臭気は若干ありますが汚れが付きにくく、耐久性、密着性ともに優れているので、外壁や屋根の塗装に向いています。
Q23. 1液、2液の違いは何ですか?開く
A23. 2液型の塗料とは主剤塗料に硬化剤を混ぜて使用するプロが使う塗料です。ホームセンターなどに売っている塗料が、缶を開ければすぐに使える1液型塗料になります。1液型塗料の方が作業性は楽ですが、耐候性や密着性などを考慮すると2液型塗料の方が性能が格段に良いものになります。
Q24. 遮熱(しゃねつ)塗料って何ですか?開く
A24. 遮熱塗料とは、夏場の室内温度の上昇を防ぐために開発された機能性塗料です。太陽熱をはじき返し、素材自体の温度上昇を防ぐことを目的とした塗料です。熱の吸収を抑制するため、素材自体の耐久性も上がります。また汚れも付きにくい特徴を持っています。
Q25. 断熱(だんねつ)塗料って何ですか?開く
A25. 断熱塗料とは遮熱塗料と同様、夏場の室内温度の上昇を防ぐ目的と冬場の暖めた室内温度を外へ逃がさない目的の2つが主な役割です。断熱塗料は塗膜が厚いため汚れがつきやすい特性があります。外壁・屋根に塗装するよりも内装に塗装することで効果を最大限活かすことができます。
Q26. 最も耐候性がある塗料って何ですか?開く
A26. 現在の塗料の中で最も高い耐候性を誇るのは、無機ハイブリッド塗料です。無機とはガラスや石などの劣化しないもの。しかし無機は固く建物の揺れについていけず割れてしまう欠点がありました。それを補うのが有機。有機は柔らかく建物の揺れに強いため、この2つの特徴を組み合わせた塗料が無機ハイブリッド塗料です。
Q27. 下塗りは重要ですか?開く
A27. 下塗りは塗装工事において最も重要な工程の一つです。傷んでしまった素地を修復し、塗料が密着しやすい環境を作り、仕上がりの良し悪しを左右する重要な工程です。下塗りをおろそかにして高級塗料を上から塗っても、密着不良などの原因となり、すぐに剥がれてしまいます。
Q28. 外壁や屋根、ヘイなどで使う塗料は違うのですか?開く
A28. 外壁や屋根、ヘイ、雨樋、ベランダの防水など、用途に合わせた専用の塗料があります。専用ではない塗料で施工してしまうと、ハガレやふくれなどの症状が起きてしまいます。業者によっては専用ではない塗料で施工してしまう場合もありますので、業者選びの際に各部位の塗装仕様などを確認するのも一つの予防策です。
Q29. 塗料メーカーによって名前の同じ塗料でも品質が違うのですか?開く
A29. 全然違います。例えば一言で「シリコン塗料」という名前の塗料でも、水性か油性(弱溶剤)か、1液型か2液型か、樹脂量、結合技術など、メーカーにより違いがあります。それによって耐候性が4年程度から13年程度までと差が出てきてしまいます。業者に「塗料の耐候性」と「施工の保証」について確認することで、どの程度のグレードの塗料を使用するかが判断できます。
Q30. 美匠さんが開発した塗料って何ですか?開く
A30. 美匠の代表である高橋が作り上げた塗料「プレミアムペイント」。『本物にこだわる』という理念のもと、大手塗料メーカーの作る大衆塗料ではなく、実際の現場で培った職人としての経験とお客様の声から生まれた唯一無二の最強塗料。「すべての中でNo.1」。それがプレミアムペイントです。最高で最強の美しさをお届けいたします。

費用に関するよくある質問

Q31. お見積りは無料ですか?開く
A31. お見積り、調査診断は全て無料で行っていますのでお気軽にお問合わせください。
Q32. 塗替え費用ってどれくらいかかるの?開く
A32. 塗替えの費用は、家の大きさ、施工内容、使用する塗料によって大きく変わります。目安としては30坪のお家の外壁塗装で45万円~。実際にかかる費用についてはお家を見させて頂く必要があります。強引な営業などは一切行っていませんのでお気軽にご連絡頂ければと思います。
Q33. 塗料のグレードによって費用が変わるの?開く
A33. 塗料のグレードによって費用は変わります。塗料のグレードが良くなるほど費用も高くなりますが、長期的に見ると一度の塗替えでグレードの良い塗料で施工された方が安くなります。ご予算に応じた塗料・施工のご提案をさせて頂くこともできますので、お気軽にお問合せください。
Q34. 足場代って高いと聞くけど実際はどうなの?開く
A34. 足場の金額は家の大きさによって変わりますが、おおよそ8万円~18万円程度です。とくに営業会社などに多く見られる、「足場代をサービスします。」という営業方法をとっている業者もいますが、足場代が無料になることはありません。別の項目に上乗せされているだけでのでご注意ください。
Q35. 色によって価格の違いはありますか?開く
A35. 基本的な色に関しては価格の違いはありません。しかし、赤、青、黄色など原色に近い鮮やかで濃い色を選ばれると価格が上がる場合があります。また、有機濃彩色は、耐候性まで落ちてしまいますので保証期間が短くなる場合があります。詳しくはお問合わせください。
Q36. 1階と2階でツートンカラーにしたい場合は追加料金がかかりますか?開く
A36. ツートンカラーでも追加料金は頂きません。せっかくの塗替えですので気兼ねなく色選びを楽しんで頂ければと思います。ただし、外壁だけで3色、4色と色を使う場合には、塗料のロスや施工の手間を考慮した追加料金をいただく場合があります。詳しくはご確認ください。
Q37. お支払方法はどのようになっていますか?開く
A37. お支払い方法は基本的に全額、工事完了後で大丈夫です。美匠の場合は契約金や着手金、中間金などは一切頂いていません。工事完了後、ご満足頂いてからお支払いして頂いています。お支払い方法は、お振込み、または現金です。ローンなどもご用意していますので、お気軽にお問合わせください。
Q38. 工事中や工事後に追加料金が発生することはありますか?開く
A38. お見積りの内容に沿って施工いたしますので、追加料金が発生することは基本的にありません。しかし、お客様から追加工事の依頼を受ける場合もありますので、その際には再度お見積書を作成いたします。
Q39. 同じ家なのに業者によって価格が違うのはなぜですか?開く
A39 .業者によってそれぞれ特徴があるからです。ハウスメーカーや工務店、営業会社、総合リフォーム店の場合、営業マンや元請け業者が中間にいるため余計に費用がかかってしまいます。そのムダを省くためには、職人のお店に直接依頼することも方法の一つ。施工方法や使用する塗料など、各社によって違いがありますので2,3社見積りを取って判断されることをお薦めいたします。
Q40. 美匠さんは他の業者と比べて安いのですか?開く
A40. 私たち美匠の塗替えは、「低価格の塗替え」ではなく「ムダを最大限抑えたこだわりの塗替え」を行っています。「とにかく安く」とお考えのお客様は、そのような業者を選ぶことをお薦めいたします。「塗装方法や使用塗料、施工後の長期保証など塗替えに関わる全てのことにこだわる塗替え」をご希望の方が美匠のお客様には多いです。

美匠に関するよくある質問

Q41. 美匠さんはどのような会社ですか?開く
A41. 地元浜松の職人直営住宅塗装専門店。『本物にこだわる』という理念を実現するために、営業マンのいない職人だけで構成された、職人のプロフェッショナル集団です。
Q42. 美匠さんの歴史と施工実績はどれくらいですか?開く
A42. 2006年創業。当初は代表の高橋一人から始まりました。現在では同志の職人20名。この道50年以上の経験を積んだ職人を筆頭に職人合計6000棟以上の実績を活かしたこだわりの職人仕事をご提供しています。
Q43. 塗装工事の建設業許可は持っていますか?開く
A43. 美匠は建設業の許可を受けています。「静岡県知事許可 (般) 第37293号」
Q44. 一級塗装技能士などの国家資格は持っていますか?開く
A44. 美匠の職人は代表を始め、一級塗装技能士の資格を保有している職人が多数在籍しています。
Q45. 施工後の保証はありますか?開く
A45. 美匠では施工完了後に保証書を発行いたします。保証年数はプランによって変わりますが業界最長の16年長期塗膜保証をはじめ、構造体保証、全額返金保証まで付けています。
Q46. 施工後の定期点検やアフターサービスはありますか?開く
A46. 施工後は1年に1回、定期点検をさせて頂きます。また、お客様の方で気になる箇所を見つけた場合は、ご連絡を頂ければすぐに対応をさせて頂きます。
Q47. 塗装工事以外のリフォーム工事も頼めますか?開く
A47. 大丈夫です。美匠には大工職人や板金職人、左官職人も在籍していますので、お気軽にお問合せください。
Q48. 良いことばかり書いてあるけど、実際はどうなのですか?開く
A48. お客様自身の目で私たちの言っていること、行っていることが本当かどうか、ぜひ直接確かめてください。私たちは現状に甘んじることなく、さらなる品質の向上、お客様満足の向上を目指して日々、精進しています。その結果が現在の美匠のこだわりとなって表れています。
Q49. さいきん美匠さんに似たお店をよく見かけるけど、関係があるのですか?開く
A49. まぎらわしくて申し訳ありません。美匠とは全く関係ありませんのでご注意ください。美匠と上辺だけが似たお店はこれからも増えていくと思われますが、私たちは中身「品質」で、そのような業者と断固戦ってまいります。
Q50. 美匠さんの『三來塗り®』とはどんな塗装方法なのですか?開く
A50. 美匠の「三來(みらい)塗り®」とは、塗料の開発から足場の組立、塗装工事、職人教育まで、塗替えに関わる全てを自社で一貫して行う塗装方法のことを指します。この特殊な塗装方法は、美匠の『本物にこだわる』という理念から生まれた、現在の塗装業界では美匠だけが持つ「唯一無二の塗装技術」です。

塗替えを成功させる7つのポイント

家からあなたへのメッセージ

家の外壁を塗り替える…これは、家の外観をきれいにするだけではなく、あなたの大切な家を長持ちさせるということ。 「もちろん家はきれいなほうがいいけど、なにを目安に塗り替えをすればいいの?」そんな疑問お持ちじゃありませんか? 家はあなたにメッセージを送っています。そのメッセージを受け取れるよう、塗り替え時期の目安を知る簡単なセルフチェック方法があるので、みなさんにお教えします。

セルフチェック

色褪せた外壁

色褪せた外壁

塗装表面に艶がなく、汚れが付きやすいため外壁全体が汚く見えます。

ひび割れ

ひび割れ

モルタル壁に多く見られるひび割れた外壁。

塗装表面の剥がれ

塗装表面の剥がれ

厚膜の塗料や通気性の悪い塗料を使っているのも原因の一つです。

塗装面のふくれ

塗装面のふくれ

剥がれやふくれは、塗装時の際、外壁に水分が残っていたり、湿気の多い時期に施工したり、適切な塗料を使用しなかったときに起こる症状です。いずれにしても、このような症状がある場合は、一刻も早い処置が必要です。

藻が付着した外壁

藻が付着した外壁

これらは陽の当たらない家の陰や北側で多く見られます。こんな症状がある場合は、塗り替えの際に、バイオ洗浄などで塗装面を殺菌してから塗装することで対応しています。

カビが付着した外壁

カビが付着した外壁

外壁に付いたコケを放っておくと、カビが発生してきます。

鉄部表面のサビ

鉄部表面のサビ

サビは発生するとどんどん進行していきます。施工の際はしっかりとサビを落とし、強力なサビ止め(溶剤2液型エポキシ樹脂サビ止め) を行い、対応しています。

サビの進行による腐食

サビの進行による腐食

塗装面だけではなく金属部が腐食していますので、このままでは家屋そのものに被害が及ぶ上、塗り替え費用どころではなくなってしまいますので、早急な処置が必要となります。

塗替えのサイン
チョーキング
 

まずは上の8つだけ、ぜひチェックしてみてください。ご自分で症状が発見できたら、定期的にチェックする習慣もついてくると思います。 また、上記以外にチョーキング現象と呼ばれる症状があります。外壁の表面を手でこすったときに、白っぽい粉のようなものがつくような現象です。チョーキング現象は、塗料の防水効果が切れたというサイン。 この現象が起こったら、塗り替えの時期がきたということですので、できるだけ早いうちに塗り替えをおすすめします。

塗り替えは家を建ててから「10年」程度がひとつの目安になりますが、築年数はあくまで目安でしかありません。築年数よりも、外壁の状態・症状をよく見て判断してほしいのです。定期的なセルフチェックで、お家からのメッセージを受け取っていただき「症状が出てきたからそろそろ塗り替えの時期なんだ」と思いましたら、塗装業者に相談してください。

塗装業界の悪と戦います

外壁の塗り替えを経験されたお知り合いの方から「営業マンがしつこくて困った」「仕上がりに満足できなかった」という声を聞いたことがある方も多いでしょう。「悪質業者につかまり、欠陥住宅を買わされた」といった言葉も、テレビや雑誌でよく見かけます。とても残念なことですが、どうしてこんなに悪いイメージがつきまとうのでしょうか。ここでは、塗装業界の悪習がどうして定着してしまったのか、そして、私がこの悪習とどう向き合っているのかをお話していきます。

塗装の見積り料金

外壁の塗り替えが初めてですと判断基準がなく、適正価格が分かりません。相場を知りたくて何社か見積りを取ってみると、同じ家を見積りしたはずなのに提示された金額がまったく違うために、悩みはさらに大きくなります。実は建築業界には明確な判断基準がないために、定価が存在しないのです。イヤな話ですが「この人はお金に余裕がありそうだ」「この家はあまり余裕がないな」などと、ふところ具合を見透かして、価格を好き勝手に決めている業者も存在します(少数だと思いたいのですが…)判断基準がないために値段を自由に決められて、相場を知りたいと数社から見積りを取ったのに金額がバラバラでは「何が本当かわからない。騙されてしまうのでは…」と、不安材料が増えてしまうのではないでしょうか。

塗装業界の種類

種類テーブル

塗替え業者は大きくわけて、上の5種類にほぼ当てはまります。 工務店と営業会社、総合リフォーム店の場合、施工する職人は、ほぼ間違いなく下請け業者や孫請け業者を使います。そうなると中間マージンとして、工事に直接関係ない費用が発生します。それだけでなく下請け業者は、契約金額の3分の1~2分の1程度の金額で作業をしなければならないため、少しでも利益を出そうと手を抜き、後々の責任を負わないために無責任な作業になってしまいがちです。そういう事があるため、職人は自社職人でなければならないのです。ただ「あなたのところは下請け職人を使いますか?」と聞くと、ほぼ間違いなく「使いません、ウチは自社職人です」と答えると思います。このような嘘を見抜くためにも、まずはどの種類の業者か見極めることから始められるといいと思います。

業者ごとの特徴

工務店・ハウスメーカー

耐候性が3,4年のウレタン塗料か、5,6年のシリコン塗料を使います。 最高級のウレタンでは8年、シリコンでも13年近く持つのですが、そこまでの塗料は使っていません。 塗替えの質よりも工務店さんとのお付き合いを重視する方は工務店をお選びください。

営業会社

耐候性が16年以上のフッ素塗料を使う事もありますが、施工する職人が下請け職人ですので、本当に持つのか疑問はあります。そして仕事を取ってくる営業マンへの報酬も発生しますので、無駄なお金がかかってしまいます。

総合リフォーム店

耐候性が16年以上のフッ素塗料を使う事もありますが、施工する職人が下請け職人ですので、本当に持つのか疑問はあります。そして仕事を取ってくる営業マンへの報酬も発生しますので、無駄なお金がかかってしまいます。

知り合いの塗装店

塗装屋さんによって安くしてくれる方もいれば、逆に知り合いだからと、高く言ってくる方もいます。不具合が出た場合にも、指摘できるかどうかが失敗しないポイントです。相場を知るためにも見積りを数社から取ることも一つの方法です。

塗装職人専門店

塗専門店であれば、職人の技術もあり、塗料にもこだわっていますから特に問題はないでしょう。金額は多少高いと感じることもあるかもしれませんが、長い目で見ると圧倒的にお得です。

上記からお分かりのように、塗装業者は『営業マンを置かず、職人が直接あなたとお話をする、自社職人のいる塗装屋さんか、塗装職人専門店』をおすすめします。塗装職人専門店を見つけるのは大変かもしれませんが『地域に根ざした職人で、地元での施工実績があり、塗装後もお施主様と良好な関係が続いている』ことが大変重要なことだとつくづく感じます。それを基準に選んでいただければ、きっと良い業者に巡り会えると思います。 たかが塗替えと思わないでくださいね。あなたの大切なお家を少しでも長く持たせるため、不具合を最小限に抑えるための重要な作業です。塗装職人専門店の見積りは少し高いと感じるかもしれませんが、このホームページを見ていただき、どれほど細かい作業を繰り返すのかを知っていただけたら、見積書の金額を見ても納得していただけることと思います。

 

大切な家を守るための対応策

対応策1

残念ながら、多くの方に良くないイメージを持たれている塗装業界ですが、それでもしっかりとした仕事をしている業者はたくさんいます。一部の心無い業者のせいで 塗装業界全体が悪く思われてしまっているのはとても悲しいことです。 考えてみると全く業者を知らない方は案外少なく、親戚の知り合いが塗装屋さんなど、多少の心当たりのある方が多いように思います。ですが、単に紹介されたというだけで業者を選んでしまっていいのでしょうか。紹介してくれた人が、塗替えのことをまったく知らずに、言われるがままに塗替えを行っただけだとしたらどうでしょうか。 これまでご縁あって、多くのお客様に出会うことができましたが、中には「友達に紹介されたから…」「遠い親戚が塗装業者なので、なんとなくお願いした」という方も多くいらっしゃいました。業者を選ぶ1番のポイントは、誰に紹介されたかではなく、あなたが望む塗替えを実現してくれる業者であるべきです。塗替えを他人任せにしないことが、心無い業者につかまらないための第一歩です。塗替えで失敗したと嘆く方が後を絶たない現実を目の当たりにし、悲しい思いをされる方が1人でも少なくなればと思い、このページを作りました。あなたの大切な家を外壁の塗り替えでより美しく、少しでも長持ちさせるために、私も微力ながらお手伝いできればと願っています。このページを読んでいるあなたには、心無い業者に絶対につかまってほしくありません。

対応策1

あなたの家のことを相談する相手は、現場を仕切る職人が理想ですが、営業マンに相談する場合が大半だと思います。まずは営業マンを見極めることが、心無い業者につかまらないためにとても大事なことです。 「近くで塗装をしているので、その足場を持ってくれば足場代がサービスになりますよ」「屋根塗装も小屋塗装も塀塗装もサービスします」「今回はモニターにしますから、料金がぐんとお安くなります」「今すぐやらないと大変なことになります」どのセリフも納得でき、むしろ「今契約をすることで、得をするんじゃないかしら」と思わせるような強さがあります。この人は信頼できそう…と思えてくるから不思議ですね。

ですが、この4つのセリフには注意が必要です。まず《足場代がサービスになる》という話。見積書に「足場代サービス」と記載されていても、別の項目で上乗せされている場合もあるので気をつけてください。ここで知っておくと役に立つのが足場代です。一般的に足場代は、㎡あたり400円~60円です。一般的な一戸建ての場合、だいたい10万円~15万円以内です。20万円以上になることは滅多にありません。ですから、見積書で20万円以上も足場代を取っていたら、その業者とは契約をしないほうがいいでしょう。

それから《屋根塗装も小屋塗装も塀塗装もみんなサービスする》という一見、 太っ腹で親切な営業マンの話です。別のところに金額が上乗せされているのはもちろんですが、それ以上に注意しなければならない事は、サービス工事は所詮サービスということです。サービスだから1回塗りで、塗料も一番安いものを使い、例え剥がれても保証はないということです。サービス工事のお金は別のところに上乗せされているにもかかわらず、お施主様にはサービスと言ってあるので、上記のようなことができてしまうのです。これがサービス工事のタネあかしです。これを知ったからには、絶対に引っかからないでくださいね。

それから《今回はモニターにする》というお得な話。モニターやキャンペーンという言葉に人は弱いですね。お得なのはあなただけという言葉にも…。実際、大手営業会社から見積りをとると「本来、工事金額は300万円ですが、私たちの宣伝にもなりますので、今日契約してくれるなら150万円にいたします」というセールスを行っている業者を多く聞きます。しかし、これは営業手口なので、決して信じてはいけません。

そして最後に、《今すぐやらないと大変なことになる》と、不安を駆り立てるセリフを言われた場合ですが、塗り替え時期のサインが出始めたばかりであれば、数ヵ月先延ばししたからといって手遅れになるということはないので、あせらないでください。それよりは信頼できる業者を選んで、納得いく塗り替えを実現させることのほうが、お家の未来にとって大切なことです。塗替えは10年に1度程度行うことです。業者側がお客様のことを親身になって考えていれば、施工のタイミングというのは、相談しながら決めていけるものです。それなのに、今やらないとこの家はダメになると断言するのは、契約したいだけの営業マンの常套手段なのです。

最高のプラン

調査診断書

建物は人の身体と同じです。 身体に不具合を感じたら、健康診断を受け、そこでもし病気が発見されれば、そのために必要な治療を受けます。身体のどの部分に手術を施すのかを事前に医師から説明を受け、術後は経過報告を細かく受けます。建物も同じく、正しい治療(塗り替え)のためには、施工前にその建物の現状を知る必要があります。とはいえ、見積書の金額を見ただけでは、工事の内容を理解するのは難しいですね。そこで私たちは、お家の状態を徹底的に調べて、説明した「調査診断書」を提出するようにしています。

見積書のチェックポイント

調査診断書を提出してもらい、家の状態を把握して、やっと見積書です。すぐに見積書を依頼する方が多いと思いますが、 施工内容を理解せず金額だけ知っても意味のないことなので、見積書は本当に後で結構です。 営業マンが調査診断書の提出もなく「とりあえず、見積りだけでも出しましょうか」と言ってきたら、断ったほうがいいと思います。なかなか契約に辿りつけないことを感じた営業マンが急に態度を変えてきたという話も聞きます。もし、そんなことで態度を変える業者ならば、施工前に分かってよかったと思って依頼しなければいいだけです。実際に見積書を隅々までチェックすると、いろいろなことが見えてきます。そこで必ず確認をしていただきたい2つのポイントがあります。

1. 塗らなければいけない箇所がすべて書いてあるか

2. トイや雨戸などを塗る塗料は、外壁と同じランクの塗料で塗ると書いてあるか

この2点だけは、必ず確認してください。 外壁の塗替えに関するトラブルで多いのは、施工前に聞いていなかった作業による追加請求です。契約時は安かったのに、施工後に金額が跳ね上がってしまったという事例です。最初に調査診断書をもらっていれば、施工が必要な場所はすべてチェックしてあるはずですから、後から追加で請求されることはないはずです。

「オプションになりますが、ベランダの床を防水塗装したほうがいいですよ」「ここを塗り替えると別料金になりますが、いいですか?」と言われたら、お願いしたほうがいいのかなと思ってしまうのが人間の心理ですが、すぐにOKを出さないでいただきたいのです。

それから塗料についてですが、特にトイや雨戸などの付帯部分は、私が知っている限りでは「99%」の方が失敗しています。外壁には20年持つ塗料を使っていても、付帯部分は持って6年程度の塗料が使われている。これでは意味がありません。塗料を塗る部分は全て同じランクの塗料で塗ることを、見積書の段階で約束されていると安心です。 「トイなどの付帯部分には、そんなに持ちの良い塗料を使う必要はありません。雨漏りするわけでもありませんし、傷みがひどければ取り換えればいいのですから・・・」という業者も多くいます。しかし長期的に見た場合「外壁はピカピカなのに、トイは色が褪せて、雨戸はポツポツとサビが出てきた」となった場合、その部分を再塗装するためにわざわざ足場をかけますか?そうならないために、外壁も屋根も付帯部分も、同じ耐久年数の塗料を使う必要があると考えます。逆に付帯部分にこだわらない業者は、良い塗替えはできないとも思っています。

失敗しないコツ

納得の行く仕上がり、長持ちさせる塗り替えを実現させるには、1番に大事なのは職人の技術です。そして次に大事なのは塗料です。家庭用と業務用では根本的にまったく性能が違うのです。

現在主流のシリコン樹脂塗料を例にしますと、一言でシリコンといっても、水性1液型・弱溶剤(油性)1液型・弱溶剤(油性)2液型 と大きく分けて3種類あります。一般的にシリコン塗料の耐久年数は約13年と言われていますが、水性1液型や弱溶剤1液型では、例外もありますが、だいたい4〜5年で色があせてしまいます。

シリコン塗料

水性1液型

大手ハウスメーカーが主に使っている塗料で、扱いやすく環境への負担は少ないですが、耐候性や密着性は弱溶剤型(油性)に比べて劣ります。 ホームセンター等で売っている水性塗料と同等の塗料です。

弱溶剤(油性)1型

弱溶剤(油性)でありながら扱いやすく、水性塗料よりも耐候性が高いため、現在主流となっている塗料です。一般的な塗装店では、主にこの塗料を使っているようです。ホームセンターなどで入手可能な溶剤塗料と同等の塗料です。

弱溶剤(油性)2型
調合

職人専門店では、外壁や屋根、トイなどもこの弱溶剤2液型の塗料を使います。使うときに硬化剤を混ぜる手間がかかるため、扱う業者がとても少ないのですが、耐候性や密着性は他の塗料に比べて、はるかに高い塗料です。 この【弱溶剤(油性)2液型】こそが、あらゆる面からプロが使う一級品だと考えています。 外壁や屋根、トイや雨戸などの付帯部分にいたるまで、 全箇所に弱溶剤2液型を使うと、仕上がりに大きな差が生まれます。外壁や屋根に弱溶剤2液型を使っても、付帯部分には弱溶剤1液型などのランクの下がる塗料を使う業者もたくさんいます。 塗料のランクによって施工費も大幅に変わってくるので、ここをよく知っておき、細かい部分までしっかりと相談したいところです。 塗料は生活・住環境などに配慮しながらどんどん進化し、新しい商品が開発されています。シリコン塗料以外の代表的な塗料をご紹介します。

塗料と耐久年数

アクリル塗料

価格は安くていいのですが、耐久性が高くありません。この特性を承知のうえでこまめに手入れしたい方にはお勧めできる塗料です。

ウレタン塗料

これも価格面では安いといえます。予算の都合上あまりお金をかけたくないという方にお勧めです。

フッ素樹脂塗料

価格は高いですが耐久年数が長いため、長期的に考えれば足場を架ける回数を少なくできるので、むしろお得になると言っていいでしょう。塗替えの際に足場を多く架けなければならないお家には、特にお勧めできる塗料です。

遮熱塗料

遮熱塗料は、太陽熱をはじいて外壁・屋根の表面温度を下げることで、 室内の温度を下げる効果があるとされています。地球温暖化などの環境問題も視野に入れた、現在注目の次世代塗料です。

無機ハイブリッド塗料

現在ある塗料の中で、最も耐候性のある塗料です。無機の特徴である耐候性、低汚染性と有機の柔軟性、作業性を兼ね備えた、塗料の最高峰です。ただし類似品も出回りはじめていますので注意が必要です(ご心配の方は、美匠までお問合せください)

手抜きを防ぐ

塗替え

どの塗装業者も外壁部分は必ず「3回塗りをします」と言います。 3回塗りの手順は、1回目は下地強化剤を塗ります。色は透明や白、クリーム色が大半です。2回目の中塗りと3回目の上塗りは同じ塗料を使用しますが、99%以上が2回目と3回目を同じ色で塗っています。同じ色で2回塗ると必ず塗り残しが出ます。塗装業者は「我々はプロだから、塗られているかいないかは一目でわかる」と言います。一軒の壁面積はだいたい畳60帖程度あります。その面積すべてを塗り残しなく完璧にできるのでしょうか。 狭くて作業のやりにくいところや細かなところまで、キッチリと塗られていでしょうか?手抜きをしようとしたわけではなくても、どんなプロでも完璧なんて無理ですから、2回目と3回目を同じ色で塗ると、大抵は塗り残しが発生します。

悪質な業者は、少しでも利益を出そうと作業工程を優先的に削ります。塗る工程をできる限り省けば、作業工程はもちろん、材料代も浮かせることができるのです。その結果、工事が完了して1年から2年後に、塗りムラが出てきます。塗りムラは見栄えが悪くなるだけでなく、メーカーが表示した耐久年数よりも早く不具合が出てきます。でも、その時に何を言っても遅いのです。もし色を替えていれば、塗り残しがあった場合、工事完了の時点ですぐに分かるのです。

色を替えて塗ることを言うと「仕上がりの色がおかしくなる」「そのやり方はおかしい」と言う業者が少なくありません。色を替えて作業をしたことのない業者からしたら当然なのかもしれません。色を替えて塗った後に塗り残しがあったらやり直しになってしまいます。作業のやりにくいところも、細かいところも隅から隅まできっちりと塗らなくてはならないなんて、業者にとっては2度手間になるでしょう。

資料

「外壁の3回塗り、それぞれで色を変えて塗ってほしい」と最初に注文をすると、なんとか契約してもらおうと調子を合わせてくる業者もいます。そのような業者による仕事は慣れていないせいもあり、普段よりも悪い仕上がりになってしまう可能性があります。理想はあなたが何も言わなくても、書面に「外壁の3回塗りはそれぞれで色を変え、作業の全工程の写真を撮り、提出します」と、明記している業者です。すべての作業の写真を撮ってもらい、提出してもらうことも手抜きを防ぐ重要なポイントです。この作業を業者自ら行っている業者は、本当に少ないです。しかし、そこまでしないとお施主様に対し、本当に安心していただくことができないと、私は思います。

トータルコストを安く

塗替えの費用を高いと感じても、相場も判断基準もないことは何度かお話しました。あなたが見積書の金額を見て、何を根拠に納得するのか、難しい問題だと思いますが、私がアドバイスできるのは工費はトータルコストで考えてくださいということです。その中でも、1番わかりやすいのが塗料です。

コスト例

上の表は専門店が使っている塗料と、他社で一般的に使われている塗料の耐久年数を表したものです。外壁と付帯部分の塗り替え時期に差があるのがお分かりいただけると思います。外壁と付帯部分を違う塗料、つまり外壁部分に使う塗料よりランクの低い塗料を付帯部分に使うと、この表のように塗替え時期に差が出てきてしまうのです。それで仕方なく外壁部分、付帯部分、それぞれの塗り替え時期に交互に塗替えを行うと、結果的に何十万円、何百万円という大きな差が出てきます。高い塗料を使えば費用も高くなりますが、その分“耐久年数”に差が出ます。初めにかかる費用が高くても、長期間効果が持続するならば、次の塗り替えを先送りにできるので、長い目で見ると安いということになります。

塗替えの工費は、塗料の質、職人の腕、アフターサービスの質などのトータルコストで判断すべきです。住環境が快適であれば、あなたの生活はとても心地よいものになりますが、些細なことであっても不具合が生じた場合、人の生活基盤は家にあるので、日常の生活はもちろんのこと、仕事にも影響が出る可能性があります。目先の安さにとらわれず、トータルコストでじっくり考えてみてください。安さばかり考えると結果的に損をします。あなたのためになる塗替えを、最初に考えてみてください。

専属アドバイザー

このページでは、あなたの大切な家を守る解決策ということで、営業マンの見極め方から見積書のチェック方法などをお話してきましたが、「難しい。どうしたらいいのか分からない」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方のために、とっておきの秘策をお教えします。

あなた専属の外壁塗装アドバイザーをみつけることです。

外壁塗装アドバイザーは、人間で言えば主治医のようなものと考えてください。人間も定期的に検査し、医師のアドバイスを受けて健康を維持しています。家だって、かかりつけのお医者さんが必要だと思いませんか?我々以上に、毎日風雨に晒されているわけですから…。家はしっかりと管理すれば人間以上に長生きできるのです。だからこそ、メンテナンスが必要なのです。そのメンテナンスを定期的に行ってくれる、あなた専属の業者=外壁アドバイザーをみつければいいのです。外壁塗装アドバイザーがあなたのかわりに、家を定期的に検診して不具合をみつけてくれます。そして、その都度相談しながら、塗り替えや補修などのアドバイスをしてくれるのです。そんな頼りになるアドバイザーを見つけて、末永くお付き合いしていけたら怪しい営業に悩まされることもなく、専門用語に頭を悩ませることもありません。

もちろん、信頼できる業者をみつけることが大前提にありますが、じっくり探していけばいいと思います。何年も先の塗り替えに備えて、誠実な対応をしてくれる業者であれば、利益ばかりを優先していない信頼できる業者と感じることができます。言い換えればアフターフォローが充実している業者を選ぶことだと思います。

保証書

「外壁の3回塗り、それぞれで色を変えて塗ってほしい」と最初に注文をすると、なんとか契約してもらおうと調子を合わせてくる業者もいます。そのような業者による仕事は慣れていないせいもあり、 普段よりも悪い仕上がりになってしまう可能性があります。理想はあなたが何も言わなくても、書面に「外壁の3回塗りはそれぞれで色を変え、作業の全工程の写真を撮り、提出します」と、明記している業者です。すべての作業の写真を撮ってもらい、提出してもらうことも手抜きを防ぐ重要なポイントです。この作業を業者自ら行っている業者は、本当に少ないです。しかし、そこまでしないとお施主様に対し、本当に安心していただくことができないと、私は思います。

アドバイザーを選ぶ二つのポイント

1. 自社職人を抱えている業者

2. 営業マンを置かず、職人が営業も兼ねている業者

を選ぶといいでしょう。 まず、自社職人の利点です。塗替えは数年に1度のことですが、それでも2度目、3度目の塗り替えを同じ職人が担当する可能性が高いということです。大手になると多くの下請け業者と契約をしているので、施工期間中に職人が入れ替わったりすることもあります。職人が変われば、技術も仕事に対する取り組み方も全く違うものになってきます。これは大きな違いです。一方、塗装を専門にしている業者は、抱えている職人の技術には相当なこだわりをもっています。腕の悪い職人を使って評判を落としてしまえば仕事が来なくなるからです。そして、そんな職人たちであれば、何年前でも自分が関わった家のことは覚えています。家によって作業しづらい場所や、建物構造の特徴があり、それを知っている人と知らない人では、作業効率が格段に違います。1度経験したことのある家ならば、仕上がりもよくなるでしょう。

ただ、自社職人を抱えるのは、会社としての体力も問われます。この不況下に職人を抱えるのは、私たちのような小規模の会社ではとても大変なことですが、こだわることでしか得られない成果があるし、私自身も職人なので、こだわり続けようと思っています。

そして、2つ目の営業マンを置かない業者を選ぶことの利点ですが、営業も兼ねている職人が実際に家の状態を確認して、診断書や見積書を作成するため、話が通じやすいということです。一方、大手の業者では、契約を取る営業マンと、現場で作業する職人が違うことがほとんどで、どうしても細かなズレが生じてくるので効率的とは言えません。

この2つのポイントをクリアしている業者ならば、アフターフォローも充実している業者と考えてよいと思います。営業マンは契約を取れば仕事が終わるかもしれませんが、職人は施工時、そして施工後も自分の作業に責任を持つことが仕事なのです。そうした強い職人気質をもった職人が一線で頑張っている業者なら、信頼に値するのではないでしょうか。 これらのことを注意しながら、あなたの家の外壁アドバイザーを探してみてください。 一度塗替えたら終わりではありません。塗替えた次の日からは、もう何年か先の塗替えに向かって時は動いていくものです。塗替えた瞬間が、美しさの最高値であるとするならば、次の日には確実に老朽化に向かってじわじわと進んでいくということは、形あるものの宿命だと思います。ですから、気長にじっくり、我が家と向き合ってみてください。外壁塗装アドバイザーとお施主様とは、とても長いお付き合いになりますが、大切な家を守るために、二人三脚で歩んでいきましょう。

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