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第3回 外壁塗装・屋根塗装の知識 - 工事金額編② -

2015年03月15日

いつもお読み頂きましてありがとうございます、
株式会社美匠代表の高橋と申します。

本日は前回の続きとして、
外壁塗装・屋根塗装の工事金額②について
お話させて頂ければと思います。

例えば、現在主流のシリコン塗料を使った
外壁塗装、屋根塗装を行うことを想定してみます。

シリコン塗料は、「10年以上持ちます」と
業者から言われることが多いと思いますが、

シリコン塗料の種類や業者の施工方法によって
10年持たせることもできれば5年程度で劣化してしまう
場合もあります。

下記に業者の特徴を挙げてみます。
(※あくまで参考例です)

【想定するお家】
・築10年 
・建坪35坪
・外壁:窯業系サイディングボード
・屋根:化粧スレート瓦(通称:カラーベスト、コロニアル)

《①一般的な塗装店》
・施工費:100万円
・使用塗料:弱溶剤(油性)1液型シリコン
・耐候年数:6年~9年
・職人:自社
・保証:無
・メリット:価格が安い傾向にある
・デメリット:職人なので対応や提案が雑、保証が無い場合が多い

《②総合リフォーム店・営業会社》
・施工費:120万円
・使用塗料:弱溶剤(油性)1液型シリコン
・耐候年数:6年~9年
・職人:下請け
・保証:業者による(無~5年程度)
・メリット:営業会社なので人当たりが良い、提案力がある傾向にある
・デメリット:施工は下請け業者であり、中間マージンなどのムダな経費がかかる

《③工務店・ハウスメーカー》
・施工費:180万円
・使用塗料:水性1液型シリコン
・耐候年数:5年~8年
・職人:下請け
・保証:業者による(無~5年程度)
・メリット:お家全体をトータルに管理することができる
・デメリット:トータル管理が逆に不具合を起こす原因にもなる(セカンドオピニオンをお勧めします)

各業者でこのような違いが出る傾向があります。

日本の住宅の寿命を40年で考えると、
各業者とも3~5回は塗り替えを行う計算になりますね。
(ライフサイクルコストと言う)

ちなみに美匠の場合は、

《④美匠》
・施工費:120万円
・使用塗料:弱溶剤(油性)2液型シリコン(屋根は遮熱仕様)
・耐候年数:9年~13年
・職人:自社
・保証:8年保証
・メリット:職人専門店として、最高品質工事を直営価格で提供できる
・デメリット:全員職人なので口ベタ、提案ベタ。工事費の最安値を求める方には不向き

このような特徴があると自分なりに感じています。

ライフサイクルコストで考えると
40年の間に2~3回塗り替える計算ですね。
(フッ素プランや無機プランなどの超耐候性プランでは、
塗り替え回数をさらに減らすことも可能です)

はじめにかかる工事費が他社よりも高いとしても
長い目で見た場合に圧倒的に安くなる、
そんな塗装工事を美匠では行っています。

ちなみに美匠の考えの特徴として挙げられるのが、
中途半端な工事ができないということ。

「自分が納得できるまでこだわりたい」という思いを実現するために
美匠の職人たちは美匠で仕事をしているのですから、
安価な塗料や材料、こだわり切れない施工はできません。

「自分の仕事にこだわる」というよりも、
「自分の生活のため」「ただ家の外壁を塗るだけ」
そのような考えの職人たちが多いのも事実ですし、
気持ちがわからないわけではありませんが、

少なくとも美匠ではそのような考えの職人はいません。

こだわりの外壁塗装、屋根塗装を通して、
地域のお母さんお父さんお子さんたちの快適な生活環境を実現することを考え、
毎日、職人仕事を行っています。

そのような考えのもと、美匠は活動しています。

外壁塗装、屋根塗装は
①塗装の知識、②業者選び、この二つでほぼ決まります。

この『美匠のサイト』や『専門家コラム』がお母さんお父さんにとって
塗装工事をする際に少しでもお役に立てれば幸いです。

次回はライフサイクルコストについて
さらに詳しくお話をさせて頂ければと思います。

お読み頂き、ありがとうございました。

一級塗装技能士/塗料開発技術者
初代代表親方   高橋 誉