浜松市の外壁塗装・屋根塗装なら『美の匠による手塗り技』住宅塗装 職人直営専門店 浜松一番店の【塗装専門 美匠】へ。



当社の新型コロナウイルスの感染拡大防止対策について
・接触せずに見積り対応も可能です。
  • 施工例
  • アマゾン
  • 強み
  • 見積もり

トップページ  >  施工コラム一覧  >   第16回 遮熱塗料と断熱塗料の違いについて

第16回 遮熱塗料と断熱塗料の違いについて

2015年06月13日

こんにちは、株式会社 美匠代表の高橋と申します。
いつもご信頼頂き、ありがとうございます。

もうすぐ暑い夏がやってきますね。

暑い夏を少しでも和らげるために開発された塗料、
『遮熱塗料』『断熱塗料』について
本日はお話させて頂ければと思います。

お母さんお父さんは、
遮熱塗料と断熱塗料の違いを
お分かりでしょうか?

遮熱(しゃねつ)塗料というのは、

色のもととなる顔料に
遮熱効果のある特殊な顔料を用いるものや、

色そのものに黒顔料を用いないようにすることで熱吸収率を抑える、
調色の仕方で遮熱効果を出すものなど、

太陽光に含まれる赤外線を反射し、
熱エネルギーに変換することを抑えることで、
表面温度・室内温度の上昇を防ぐ効果のある塗料です。

白色のものと黒色のものを
日に当ててみるとおわかりになると思いますが、
黒色の方が断然暑いですよね。

このことからもわかるように、

外壁塗装・屋根塗装を行う際に、
色をほんの少し薄くするだけでも
遮熱効果が出てきます。

一方、断熱(だんねつ)塗料とは、

塗料の中に中空ビーズ(内部に空気層を含んだ細かな球体)
を入れることで、

太陽光に含まれる熱エネルギーを効率よく分散・減少させ、
室内への熱の侵入を防ぐ塗料を言います。

それぞれメリットデメリットがありますので、
参考までに列記させて頂くと、

【遮熱塗料】

《メリット》
・薄膜なので汚れが付きにくい
・水性、弱溶剤(油性)の種類を選ぶことができる
・持たせたい年数に応じた塗料を選ぶことができる(シリコン樹脂、フッ素樹脂など)
・作業性が良い

《デメリット》
・色の違いによる遮熱効果の差が著しい
・高品質の遮熱顔料を使用した遮熱塗料でないと、塗装後2,3年後に色飛び(色あせ)してしまう

【断熱塗料】

《メリット》
・厚膜なので防音効果も期待できる
・表面温度の低下が手で触って実感できる
・つや消し仕上げで落ち着いた風合いになる
・水性塗料なので臭いが少ない

《デメリット》
・厚膜なので汚れが付きやすい
・水性塗料なので耐候性や密着性が低い
・ふくれやハガレの可能性が高い
・水性シリコン樹脂が主なので、希望の耐候性に応じた塗料選定ができない
・薄膜塗料に比べ、作業性が悪い

など、おおまかな特徴を挙げてみました。

もちろん例外もあると思いますが、
現在、代表的な遮熱塗料・断熱塗料は
ほとんど当てはまると思います。

お母さんお父さんのご要望に応じて
遮熱塗料か断熱塗料をご判断されても良いと思いますし、

もしわからなければ
美匠にお問い合わせ頂いても大丈夫です。

お母さんお父さんのご要望・お家にあった最適な方法を
お伝えさせて頂きます。

私たち美匠では、
今まで様々な塗料メーカーの遮熱塗料や断熱塗料を
使用してきました。

その中で培った、
各社の塗料の違いを踏まえ、

職人・お客様から生まれた塗料メーカー
『プレミアムペイントジャパン』にてその経験を応用し、
美匠独自の遮熱・断熱仕様が出来上がりました。

ここで公表できないのが残念ですが、

今年の暑い夏に向けて、
少しでもお家の温度上昇を防ぎたい、
寝苦しい夜を少しでも改善したい、

とお思いのお母さんお父さんは、
美匠がお役に立てるかもしれません。

その際にはお気軽にお問い合わせをして
いただければと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

これからも少しでもお母さんお父さんのお役に立てるように
日々精進してまいりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

一級塗装技能士/塗料開発技術者
初代代表親方  高橋 誉