第13回 塗装業者の選び方 -ステップ6 -
- 2015年05月23日
お母さんお父さんこんにちは。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
株式会社 美匠代表の高橋と申します。前回までは業者選びに対する知識を主に
お話させて頂きました。今回から具体的に業者へ連絡をして見積り依頼をする
ステップに入っていきます。-ステップ6 実際に業者へ連絡をしてみる -
前号までのステップである程度、
お母さんお父さんが自分のお家の塗替えに
ピッタリだと思われる業者の候補があったとします。まずは、気になる業者に電話をしてみましょう。
ここで気をつけるのが、非通知でかけることです。
現在は、ほとんど番号が相手にわかるようになっていますので、住所を調べられて、訪問営業をされるのを防ぐために
非通知でかけられることをおすすめします。…電話をかけてみた感想はいかがでしょうか?
・対応は丁寧だったでしょうか?
・「とりあえず見積もりだけでも取りましょう」という営業をされなかったでしょうか?
・住宅をメインに塗装工事をしている業者でしょうか?
・自社に職人がいる業者でしょうか?
・保証内容はしっかりとしていたでしょうか?
・近くに施工実績はあったでしょうか?電話で気になる事を全て聞いてくださいね。
「この業者にだったら、ウチも見積りしてもらいたいな」
と思うまでは、住所を教えないでくださいね。電話ですので、「ちょっと違うなー」と感じたら、
簡単に断ることができるのも便利ですよね。このようにして、
お母さんお父さんのお家にピッタリの業者を見つけるまで、
「探す」⇒「電話」⇒「探す」⇒「電話」することが続いていきます。直接電話をしてみると、信用できそうかどうかの人となりが
なんとなくですがわかってきますね。「ここだ」という業者が見つかってから
ようやく見積り依頼です。実際にお家を診断・計測をしてもらい、
・塗装知識を持った担当者による的確な補修方法を提示してくれるか?
・お母さんお父さんのご要望を第一に考えた提案をしてくれるか?
・カラーシュミレーションや調査診断書などの提案をしてくれるか?
・塗装工事価格や耐候性の違いによる見積書を複数提案してくれるか?
・各部位の保証年数が明確に表示されているか?
・近くの施工実績を見せてくれるか?などなど、気になることは色々と聞いてみてください。
3社ほどから見積りを取ってみると、
・おおよそ自分のお家がどのような状態で、
・どのくらいの価格で、
・どのような工事内容になるのか、わかってくると思います。
最低でも10年に1度しか行わない塗替えですので、
お母さんお父さんがご納得されるまで
しっかりと業者を吟味することをお勧めいたします。次回は、業者を決定する際のチェック項目について
お話させて頂きます。最後までお読み頂きまして、
本当にありがとうございます。一級塗装技能士/塗料開発技術者
初代代表親方 高橋 誉