第6回 塗装業者の選び方 -ステップ0-
- 2015年04月10日
こんにちは。
いつもご信頼頂きありがとうございます。
株式会社 美匠代表の高橋と申します。今回のコラムは、外壁塗装・屋根塗装を行う際の
塗装業者の選び方 ステップ0についてお話させて頂きますね。なぜステップ0なのかと言うと、
一段上る前の基本的な知識からお話したいと思ったからです。- ステップ0 塗装業界の現状を知る -
お母さんお父さんの中には、
すでに外壁塗装・屋根塗装をご経験された方もいらっしゃると思いますが、
その中には悔しい思いや不満が残っている方もいると思います。塗装業界が他の業界に比べて、
なぜ、圧倒的に手抜きや悪徳業者による被害が多いのでしょうか?その大きな理由は主に2つあると考えられます。
1つ目の理由として、
誰でもこの塗装業界に参入することができてしまうことなのです。
そう、誰でもです。外壁塗装・屋根塗装をやったことがない全くの素人でも、
営業力さえあればお客様から直接仕事を頂いて、
実際の工事は下請け業者に丸投げするということができてしまうのです。色あせやふくれ、ハガレなどは2,3年経ってから起きる場合が多いため、
その業者が良いか悪いかすぐにはわからないということが、
そのような業者の追い風となっているようです。2つ目の理由として、
お母さんお父さんの方も外壁塗装・屋根塗装のことを
「ただペンキを家の外壁・屋根に塗るだけ」と思われている方も多く、
「私たちにはわからないから…」と業者任せにしてしまうことから、運悪く質のともわない業者に当たってしまうと、
手抜きだったり、塗料を薄くして塗られてしまったりということが
往々にしてあることなのですね。常識的には考えにくいお話ですが、
塗装業界では当たり前のように行われている事実なんです。昔は「ペンキをただ家の壁に塗っているだけ」という考えが一般的だったと思いますが、
今では塗料にしても塗装方法にしても技術が進んでいて、「ただペンキを塗る」から「家を強くする」に変わってきていますので、
「お家をキレイにしながら強くする」という考えを持った業者を見つける必要があるんですね。「私たちは塗替えのことなんて何も知らないから業者に任せるしかない」
と、思われる方もいると思いますが、このような事実がある以上、全てを業者任せにするのはかなり危険なことなんです。
業者任せにするのは、実際にピッタリの業者が決まってからです。それまでは厳しい目で業者選びをされる方が
後々悔しい思いをしてしまう可能性をグンと下げることができます。次回は、業者選びの重要性について、さらにお話させて頂ければと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。一級塗装技能士/塗料開発技術者
初代代表親方 高橋 誉