第9回 大平台/神田様邸 施工開始!《深沢》
- 2015年06月03日
こんにちは!
「住宅塗装職人直営専門店 美匠」
中区本店 職人代表 深沢です!いつもご覧頂きありがとうございます。
梅雨も直前になり、ジメジメしたイヤな天気が続いてますね。今回のブログでは
大平台/神田様邸
の塗装工事についてご紹介させいただきます。こちらのお家は、築20年・外壁サイディングのお家で
外壁材に使用されているボードの劣化や、色褪せの症状が出ており
お施主様がとても気になさっていてご相談をいただきました。やはり塗装工事は人生に何回もすることではありませんし
家の中には目が届きやすいものの
家の外の状態にはなかなか気づきずらいですよね。今回の塗装工事では、奥様が特に気にされていた
「外壁材のボード自体の痛み」について
特に注意して施工しました。外壁材の痛み、色褪せ、目地の劣化の症状が出ています。
それではここから、
施工の内容をご説明します。1、高圧トルネード洗浄
劣化して弱っている外壁自体を痛めないよう水圧を調整しながら
高圧トルネード洗浄を行い、蓄積された汚れや白亜化の症状を綺麗に洗い流すことによって
今回塗る塗料との密着性を高めます。2、下地処理・調整(錆止め)
鼻隠しや破風板、霧除け、水切りといった鉄部は
高圧洗浄で汚れを洗い流したあと、ケレン作業を行い薄く傷つけます。
この作業をしっかりと行わないと、塗料との密着性が悪くなり
せっかくした塗装が剥がれてくることがありますので
すみずみにまで入念にケレン作業を行い、下地処理を行います。さらに、そのあと密着性に優れた2液型の錆止め塗装を行うことで
鉄部にも長い耐久性を発揮する事が出来ます。3、目地補修
奥様も気になさっていた目地の部分も
劣化が進行し、肉痩せや破断の症状が出ていましたので
反発力が低く塗料との密着性も高いシーリングを新しく打ち替えます。(※よくお家のシーリングをご主人様が補修しているのを見かけますが
このときにシーリングの選別を間違えますと、振動を吸収しきれなかったり
塗料をはじいてしまうことがありますので要注意です。)4、養生
窓枠や手摺などのアルミ部分は、塗装を行いませんので
汚さないよう綺麗に養生を行います。さらに工事中、生活にあまり支障が出ないよう奥様ご主人様と相談をし
開閉することの多い窓や、換気する必要のあるお風呂場などは
ひと手間かけた工夫した養生を行います。次回のブログでは、20年経過した外壁を強く再生する
下塗り塗装からご紹介します。またご覧ください!
中区・南区店 職人代表 深沢粋