第61回 中区和合北/森川様邸 工事経過《深沢》
- 2016年08月30日
こんにちは!
「住宅塗装職人直営専門店 美匠」
西区本店 職人代表 深沢です。先週末から、台風の影響で強風の日が続きましたね。
職人になる前は台風が来ると自分の家の事だけ心配していましたが今は、「あのお家の屋根の瓦、少し傷んでいたけど大丈夫かな」とか
「あのお家、家の周りに植栽がたくさんあったけど飛んでガラスが割れたりしていないかな」と、お施主様のお家の心配を先にするようになりました。
今までもこれからも、災害時にも出来る限り対応できるような会社づくりに努力していきます。
さて、前回に引き続き中区和合北/森川様邸の塗装工事についてご紹介します。
前回までに目地の補修が終わりましたので
外壁の塗装に入っていきます!下塗り(クリヤー色)中塗り(仕上げ塗りより1トーン薄い色)仕上げ塗り(希望色)と
3工程で色を変えることによって、塗り残しを防ぐことが出来ます。この各工程で色を変える「色変え工法」には、塗り残しを防ぐことと、さらにもうひとつ利点があります。
そもそも塗装工事において、耐久性を発揮する為には「塗る回数」というのが重要になってきます。
2層塗りなのか、3層塗りなのか、時には5層塗りなのか等々、塗料や仕様によってさまざまですが
何層でも当然、お施主様と決めた仕様(塗る回数)を行うのが基本です。ですがごく稀に「塗る回数」を減らしてしまうこともあります。
もちろん、ほとんどの業者さんたちはきっちりと工事を行っています。
ですが足場がかかってネットがかかってしまうと、お施主様もすみずみまで見て判断しづらいため
なかには、元請さんから受注した工事の予算だったり
塗料が微妙に足りなくて注文量を抑えるためだったり・・・と。このような背景がある中で「色変え工法」を行うことによって
お施主様もネットがかかっていても、どこの面がどこの工程まで進んでいるかが
簡単に判断できるようになります。(※「色変え工法」と違い、外壁の凹凸による色の透けを防ぐためや
黒色の壁を白色の壁にする際など、色の隠蔽(インペイ)率も考慮して
同色による「共色施工」を行うケースもありますが
基本はこの「色変え工法」を私たち美匠では昔から推奨しています。)最近では、ようやく色変え工法も住宅塗装では一般的になってきましたが
実は昔は、今ほどやっている業者さんは多くなかったんです。今後、塗り替えをご検討のお父さんお母さんは
ぜひこの「色変え工法」についても業者さんに尋ねてみてください!次回も引き続きご紹介致しますので、また見てください!
西区本店 職人代表 深沢粋