第18回 浜松市中区佐鳴台 大髙様邸 屋根塗装➀《池谷》
- 2015年08月10日
こんにちわ!
『住宅塗装職人直営専門店』美匠
総代表親方の池谷と申します。いつもご覧頂き、ありがとうございます。
まだまだ暑い日が続くうえに、湿気が高い季節ですね。
私は趣味でバスケットボールをやっているのですが、
この時期の体育館は蒸し風呂状態です・・・
さて、今週からは新しい現場がスタートしています。
現場:浜松市中区佐鳴台 大髙様邸
施工内容:外壁・屋根塗装工事今回から屋根塗装を中心にお届けしますね!!
まずは高圧トルネード洗浄です!!
古い塗膜や汚れ、コケなどを綺麗に洗い流していきます。
綺麗に洗い流さないと密着不良につながり、塗料のはがれの原因になります。
洗浄後の屋根です。
劣化が進行してひび割れの症状が多くみられました。
そんなひび割れを、変性シリコンで補修していきます。
この変性シリコンというのは、
縦目地シーリングでも使用するシーリング材です。
特徴は「変性シリコンで補修した所に塗料が密着する事」です。
透明のシリコンなどは塗料が密着しません。
この変性シリコンで補修した後に塗装する事で、
補修部を塗膜で覆い被せる事ができ、
再発を防いでいます!!
屋根材と屋根材の重なり部です。
隙間が少ししかありません。
屋根材と屋根材の重なり部に隙間を作るため、
専用器具「タスペーサー」を挿入します。
隙間の少ないところに塗装すると、
隙間が埋まってしまいます。
「隙間が開いている方が雨漏りするんじゃないの?」
と質問される事があります。
「隙間を開ける事で湿気の逃げ道を作ってあげる」
のです。
湿気の逃げ道がないと、屋根裏が湿気に満ちて雨漏れの原因につながります。
全ての屋根で必要というわけではありませんので、
美匠では、しっかり現地調査を行い提案させていただいています。
鉄部錆止め塗装です。
大髙様邸の屋根には水切りと言われる鉄部があります。
専用の工具で目粗しをした後、錆止め塗装を行います。
昔は錆止め塗料といったら「赤色」をイメージされる方が多いと思います。
美匠では用途によって変わりますが
「白色」の2液型錆止め塗料をメインで使用しています。
2液型とは、「主剤」と「硬化剤」の2液に分かれている塗料を言います。
2液型塗料は「主剤」と「硬化剤」を混ぜることで化学反応が起き、
防錆性・密着性・耐久性を高めています。
「白色」の錆止め塗料を使う理由は、
下塗りで白色を使うと遮熱効果が生まれるからです。
塗料の劣化の原因に「熱による劣化」があります。
熱による劣化を防ぐには遮熱しかないのです。
次回から下塗りに入っていきますね!!
お楽しみに!!!
総代表親方 池谷裕斗